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【3月6日】幼児期のお口のケア講習会を開催いたしました

【3月6日】幼児期のお口のケア講習会を開催いたしました

こんにちは!花粉シーズン到来に、胃腸炎の流行、皆様体調いかがでしょうか?

先週、当院では初めてとなる、患者さま向けの院内講習会を開催いたしました。

今回は、予防専門歯科衛生士の岡部先生をお招きし、永久歯への生え変わり時期をこれから迎える4~6歳の幼児期のお子様についてのお話を、保護者さまを対象とし、しっかりとみんなで学ばせていただきました。

自身も子育て中の院長や、孫育て中の理事長先生、衛生士や助手も一緒に参加させていただきました。

ご参加いただきました皆様からは、

このようなお声をいただきました!

私自身も、子育て中の母親ですが、今回の講習で一番心に残ったことは、

岡部先生がこのように伝えていたことです。

私も毎日しています。仕上げ磨き。

ただ、習慣化し、慣れてしまうことで仕事のようになっていたことに気づかされました。

自分の子どもに対して、仕上げ磨きをしながら、お口の様子や変化を口に出して伝え共有すること。

子どもはその言葉で、歯のことを自分事として興味を持って過ごすようになっていくそうです。

「あれれ、ここに食べ物が詰まっているから、しっかり磨くね」

「この歯ぐきが少し赤いから気を付けてみてみるね」

こんな風な声かけをしながら、自分の子どもへ仕上げ磨きを実践していきたいなと思いました!

講習がどのような内容だったかを簡単に抜粋して以下に載せさせていただきます。

歯の寿命は、人間の寿命よりも短い!

「我が子へ生涯自分の歯で過ごせる人生を贈る」ためには、いかに幼児期のお口のケアが大切か

たくさんの事例やエビデンスを元に学ばせていただきました。

栄養的に間食はとても大切ですが、与え方次第ではむし歯の原因に一番直結しています。

歯磨きよりも、むしろ食事やおやつ与え方のほうが予防の面では気を付けていくべきと断言されていました。

常にお口に何か入っている状況=だらだら食べや、だらだら飲みのお口へのリスクを教えていただきました。

先生が特に気を付けるべきおやつは「飴」だそうです!

仕上げ磨きは何歳まで必要か、方法、ケア用品は何を使えばいいか。詳細に教えていただきました。

一番大切なことは、仕上げ磨きをしながら、お子さまのお口を観察し、お子さまへ伝えてあげること。

仕上げ磨きで必要なフロスの使い方や必要性を学びました

口腔機能の発達の重要性についてもお話いただきました

杉山由美

執筆者

杉山デンタルクリニック 看護師

杉山由美

慶應義塾大学看護医療学部卒業後、同大学病院にて複数の診療科を担当する病棟勤務を経験。二児の母。看護師の目線で、患者さんの身体やお口を健康へ導く役割を担う。